こんばんは♪ 自分が誰かに傷つけられたとき、皆さんはどうしますか?
「高嶺の花」 第1話。 このシーンにジーン!
「自分が傷つけられた時、怒る人と哀しむ人がいます。
怒る人は憎む人です。
自分は棚に上げて。 相手をただただ攻撃する。ヒステリックに声が大きくなる。
哀しむ人は愛の人です。
静かにただ時を止めて哀しみます。」
石原さとみが、元旦那の二股を憎むことなく、傷ついて、自己嫌悪になり、ボロボロになっていく姿を見てのこの言葉。
ただ「いい女」というのではなく、「だからいい女」。
すごく人間らしい葛藤が生々しいです。
苦しい状況、相手を責めることができない心情から、どうやって立ち直っていくか。
それがこのドラマの一番の見所になっていくのかなと。
これからの展開に目が離せません!
ちなみに私が「傷ついたときにこうする人もいるんだ」と大きく概念が変わった映画はこちら。
マイケルムーアの「世界侵略のススメ」
これは本当に「憎む」「許す」という概念が変わりました!
ちょっとだけネタばれすると・・・
ある国のある家族の話。
自分の息子が殺され、そのご両親は心から犯人に幸せになってほしいと思っています。
自分の息子が殺された深い悲しみと、犯人のことは完全に切りわけて考えている。
日本だったら「処罰感情」つまり「憎しみ」があって当たり前。
この国は切り分けて考えているので、処罰感情が湧いてこないのです。
息子が殺されたことはとても悲しい。それはそれ、これはこれ。
この考えは、日本で育った私にとっては衝撃。
処罰感情は持って当たり前だと思っていた。
でも、憎むこと・処罰感情を持つこと自体、自分の幸せにならない。
そう考えたら持たないほうがプラスかもしれない。
そんなことを頭で考え、感情は追いつかない映画でした。
これは話し全体の5%程の要素でしかないので、ぜひ見てくださいね♪
見終わったら価値観が柔軟になった自分に出会えるはず!
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
それでは良い週末を♪